久しぶりのブログです。
先日、「マリア」という映画の試写会に行って来ました。「マリア」とは、原題“The Nativity Story” という、イエス・キリストの誕生を描いた、劇場映画です。久しぶりに観たイエス・キリストの降誕映画ですが、とても感動しました。特に、マリアとヨセフがとてもよく描かれていたと思います。映画を観終わって、「ヨセフってなんてすばらしい夫なんでしょう」と一緒に観た人同士で同意しました。普通ヨセフはイエス・キリストの誕生物語では脇役なのですが、今回はマリアと共に主役のようでした。もちろん、人間の歴史の主役はイエス・キリストなのですが、脇役にも脇役の重要な役目があるのだなと思わされました。
ハリウッド映画に関してひとこと。
ハリウッドでは近年、聖書に関連した映画に対する態度が大きく変化してきています。特に1960年代以降、聖書的な題材を見下げたり、ばかにする内容の映画が多かったのですが、最近は、聖書を題材にした映画の価値が見直されてきています。ロード・オブ・ザ・リング、ナルニア国物語、パッション、そして、Nativity Story(今回の「マリア」)などがそうです。現在もこのような映画の企画がいくつか進んでいます。私は、これからもこのような映画が作られていく事を期待しています。性描写や暴力描写のある映画よりも、ファミリーフレンドリーな映画の興行成績の方がいいということもハリウッドは発見しているようです。
映画「マリア」、オススメです。ぜひ観にいってください。12月1日(土)から上映されます。