「Vol.3」
グドール先生の
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『子育てシリーズ』
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「子供をほめる」
日常子供と接する中で、子供をほめるよりも間違ったことを正すことの方が多いかもしれませんね。
しかし子供は自分の存在を認められる言葉を大変必要としています。
●子供をほめるとき達成した事をほめるのと同じくらい、品性をほめて下さい。
例えば子供がいい点数をとったら、「いい成績だね。成長してきた証拠だよ。忍耐して、一生懸命勉強したから
だ。嬉しいよ。」などと言葉をかけてあげて下さい。いい点数を取ったことが一番大切なのではありません。
忍耐や、自己規律、自制などが身に付いたことの方がはるかにはるかに重要なのです。
●良いふるまいを励ますために、子供の特定のふるまいをほめて下さい。
我が家での大きな課題は、おやつやおもちゃなどを兄弟同士で「分け合うこと」です。
これができれば大いにほめてあげます。
●誠意を持ってほめて下さい。子供はただのお世辞はすぐに見抜きます。
●子供と二人だけのところでほめて下さい。一対一の時にも子供を誇りに思っていることを伝えたら、子供もそれが
親の本音だと言うことがわかり、「自分は受け入れられている大切な存在だ」と言うことがわかります。
愛情を込めた言葉、誠意あるほめ言葉、励ましの言葉などは、子供の心に暖かいシャワーを浴びせるようなもので
す。それは子供の自己価値感情を育て、安心感を与えるのです。そしてあなたが子供に話しかけた肯定的な言葉は山
びこのようにやがてあなたのところに返ってくるのです!
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