|
「Vol.5」
グドール先生の
|
|
『子育てシリーズ』
|
「プレゼント」
子供に愛を示す方法の一つとして、プレゼントを贈るという方法があります。
本当に時宜にかなったプレゼントであれば長年に渡って親の愛の思い出となります。
プレゼントが本当の意味で子供への愛を表すためには、子供の「愛情タンク」が満たされなければなりません。
つまりプレゼントを、子供のしたことの「代価」としてあげたり、何かをして欲しいための「わいろ」としてあげて
はならないと言うことです。英語のギフトと言う言葉はギリシャ語のカリスと言う言葉から来ており、それは「恵
み、受けるに値しない者がもらう贈り物」と言う意味があります。
ですから本当のプレゼントは、何かをしてもらった事の代価ではなく、与える側からの純粋な愛の表現でなければな
りません。愛の表現としてプレゼントをあげなければ、子供達も当然の事としてしか受け取らず、プレゼントに込め
られた愛に気づかないかもしれません。そこでいくつかの提案です。
●服などの必需品であっても丁寧に包装してあげることです。包装された物を開けると言う事は子供にスリルを与え、
又、必需品であっても贅沢品であっても親としてのあなたの愛を表していると言う事を伝える事ができます。
●子供にとって本当に良い物を贈って下さい。テレビの宣伝等で見たために一時的に欲しがっているのか、それとも
本当に望んでいる物なのかを親はよーく見分けなければなりません。
●子供への一番大事なプレゼントは「一緒にいる」事であると忘れないで下さい。
『愛のおこぼれ』一覧へ戻る』
|
|
|