「Vol.32」
グドール先生の
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「夫婦のクオリティ・タイム」Part 1
ゲーリー・チャップマン博士の提唱する「愛の言語」第四弾は「クオリティ・タイム」です。
この場合クオリティ・タイムとは、愛する人と上質の時間を共に過ごすことを意味します。
相手に集中して注意を向けることです。一緒にソファに座ってテレビを見ることはクオリティ・
タイムではなく、それはテレビで言っていることに注意を向けることです。クオリティ・タイム
とは、テレビを消して相手の顔を見ながら会話をすることです。
スモール・トーク
例えば、私が仕事から帰ってきて、妻と一緒にソファに座り、他に何もしないで、15分間互いの話
すことに耳を傾け、会話をするとします。ほんの15分かもしれませんが、それは私たちが、二度と
戻ってこない互いの人生の15分をささげあったことになります。これはなんでもないことのように
思えることかもしれませんが、力強い愛の伝達手段になります。仕事から帰ってきた後に夫婦が話
し合う、その日あった事、子供の事、猫や犬の事などを英語では、スモール・トークと言います。
なんでもないような会話なのですが、これが大切なのです。スモール・トークをする事によって、
夫婦が感情的にしっかりとつながり、本当に話したいと思っている重要なこと、つまりビッグ・
トークを話せるようになるのです。夫が仕事から帰ってきた後の5分間が一番大事な時間だと言う
人もいるほどです。
妻の願い
夫が仕事から帰ってきて、妻から今悩んでいることを話されるときに気をつけなければならないこ
とがあります。それは、一般的に夫は職場で問題を分析したり、処理したりする訓練を受けてお
り、妻から聞いたことも同じようにすぐ解決しようとする傾向があるからです。でも、妻はアドバ
イスを求めるよりも、夫の同情や協調心を求める場合が多いのです。アドバイスを求められたら与
えてください。そうじゃない場合はできるだけ他のことをしながらではなく、妻の話を真剣に聞く
ことによって、クオリティ・タイムを共に過ごしてください。
次回につづく。
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